聖なるいじめられっ子の冒険

このブログは昔の作家の面白エピソードを主に紹介しようと思っています。よろしく

就活の歩き方〜〜書類編〜〜

 こんにちは、ネタローです。

 3回目にしていきなり趣旨が変わるんですが、今回は就活のハウツーなんかを書いていきたいと思います。

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人生が始まらなかったちよちゃん

 ざっくり書類編と面接編で分けたいと思います。

 

 では早速書類編。

 

 書類選考には大きくES、履歴書、webテストがありますが、webテストは適当にやってもらうとして、ES履歴書の主だった書き方考え方について紹介したいと思います。ちなみに僕は「転職面接必勝法(細井智彦)」という本を参考にしました。良書なので買ってみてください。新卒にも応用できる考え方だと思います。

 

 今回は自分の経験と同書の新卒に応用できる部分をまとめたいと思います。

 

 

話す内容よりも一貫性が命

 

 就活は基本的に「学生時代力を入れたこと(通称ガクチカ)」、「自己PR(ジコピ)*1」「志望動機」ですが、まず最初に「志望動機」から考えましょう。

 ここで大事なのは「嘘をつかない」ってことです。インディアン並みに自分に言い聞かせよう。

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 中途半端に嘘をつくとそれをごまかすためにさらに嘘をつくはめになり、場当たり的な嘘で面接が埋め尽くされてしまいます。そしてそれは確実にバレます。

 

 面接本番でもそうですが、就活は面接官を論破したり自分の主張を防衛したりするゲームではないので、自分のことを説明するということに力を注ぎましょう。嘘をついてまですごいエピソードを捏造するメリットはないです。

 

 では、それぞれどうやって書くのか。

 三項目それぞれのテンプレは各自ググってもらいたいんですが、基本的に「ガクチカ」は「あなたはどんな人間か」、「ジコピ」は「あなたは何ができるのか」、「志望動機」は「あなたはこの会社で何をやりたいのか」を尋ねられていると考えましょう。

 

 さっきも言いましたが、別にすごいエピソードを織り交ぜる必要はないです。稀にメジャー競技主将とか国体出場とか帰国子女とかが面接会場の隣に座ってくることがありますが、彼らには何をやっても勝てません。最初にあけたモンスターボールに「ピカチュウ」入ってても別に自分を責めたりしないでしょ。タケシに勝てないのは運悪いだけでしょ。ニビジム前の草むらでニドラン捕まえて二度蹴り覚えさせればいいんです。

 

 それよりも日本の企業は長く働いてくれることを求めているので、自分がちゃんと考えてこの会社を選んでるんですよーということだけをアピールしましょう。

 新卒採用では経験が足りない前提で呼ばれるので業務と全く関係ない本当に小さな達成でもうまく繋がっていれば十分です。

 

 

というわけで志望動機が大事

ガクチカ」「ジコピ」は自己紹介兼志望動機の前振りです。首尾一貫しているように気をつけながら志望動機で面接官のおっさんを感涙させるお膳立てをしましょう。志望動機で「うち、めっちゃ御社入りたいねん💖」ということをアピールします。

 

 これは前掲書の完全な受け売りなんですが、志望動機は①will②cultureの二つからなっています。それぞれ「やりたいこと」「その会社じゃないとダメな理由」です。

 

 面接官の「なぜ他社ではなく弊社なんですか?」に対して「お前んとこ以外にも受けてるよ、自惚れんなバーカ」と答える画像をネットで見かけますが、それに答えるのが②です。

 

 ①では「結局そこでどういう仕事がしたいの?」ということですが、「やりたいことなんてねーよバーカ、できるなら寝てるだけで金持ちになりたいわ」と考えている人もなんだかんだ選んだ理由があるはず。企業の特徴、業種、職種、商材ごとに調べてみるといいかもしれません。

 たとえば老舗の減速機メーカーの営業だとしたら、

「私は長年培われたお客様との信頼関係を受け継ぎ*2、フォローしていく仕事に携わりたいと考えました。アルバイト先である飲食店ではお客様がめまぐるしく入れ替わるため信頼関係やお客様ごとの業務知識を蓄積していくことができませんでしたが、専門的商材を取引先工場さんに提供し*3、きめ細かいアフターフォローやメンテナンス・バージョンアップの提案によってさらに信頼を深めていける*4ことに魅力を感じました」

 

みたいな。

 書き方は結構あると思います。ここで幼稚園児が見ても瞬時に嘘だとわかる「企業理念への共鳴」や「世界を動かすウンタラカンタラ」みたいな話をするのはやめておこう。面接官は就活生と同じく元アホ学生だった人たちなので、下手に建前を持ち出すと「先月まで酒飲んで遊んでただけの学生に何が分かんだよバーカ」と秒で返ってきます。

 

 ②は要するに社風ですが、①を満たすために最適な環境であることを書きます。教育が充実しているとかでもいいですが、まあ聞かれたら答えるくらいでいいです。教育制度とか福利厚生よりも企業規模、取引先、立地なんかのほうがいい気がします。

 

 

やはり働くしかないのか?

 

 えー、いろいろ書いてきましたけどやはり働くのは大変ですね。日本式の就活では大量にエントリーして当たるを幸い特攻していく感じなのでメンタル的にも体力的にも本当に大変だと思います。

 ただ、それでも内定をもらえると自分が社会からまっとうな人間として認められた気がして嬉しいので、少しずつ自分のペースで頑張っていくと良いのかもなって思います。

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許された人

 本気で働きたいと思ってる人たちに「別に働かなくていいじゃん」と軽々しく言ってしまうのはあまりに無責任だと思いますが、世の中にはフリーターやらニートやら高齢学生やらがナンボでもウロウロしてますし、毎日ヘラヘラしてて結構楽しそうですよ。

 就活失敗しても成功した人たちと同じく人生の次のステージに進んでいくだけのことです。「ダメならフリーターやりながら映画でも見るかぁ」みたいな感じですよ。

 

 それでも今現在「就職浪人はプライドが許さねぇ」と思っているなら、それはやはりペースを維持して就活頑張るしかありません。ダメな自分を許さないのは今の自分だけなのだから......いずれは許してあげられるようになりたいですね。

 

 

 もし需要があれば続きも書いていきたいと思います。

 

 ネタローでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:この略し方死ぬほどむかつきますよね

*2:企業の特徴

*3:業種、商材

*4:職種